第20回研究発表大会(2024.08.24土)は無事に終了しました。
2024年9月16日 15時50分2024年8月24日(土)、埼玉大学にて研究発表大会が行われました(後援・埼玉大学)。40名が参集し、アットホーム、かつ熱い議論がそこここで交わされる1日となりました。
午前中は全体会「AI時代の学校教育・音楽科」が行われ、本学会理事の森 薫の司会進行により、データサイエンス研究者で埼玉大学教授の市川裕介氏をゲストに迎え、様々な話題の提供と対話がなされました。以下にトピックをご紹介します。
・人間の知能を対象とした研究の変遷
・多重知能という発想
・音楽実践に関する多元的な知識のモデル
・現在学校や音楽に関わって人工知能のひとつである生成AIがいかに使用されているのか
・「機械学習」「人工知能(AI)」「深層学習(deep learning)」とは何か
・AIに関する倫理的な諸問題と「倫理的なデータ(ethical data)」という考え方
・人間の役割として何が残るのか
全体会終了後も、ゲストに質問する会員、感想を語り合う会員の姿がありました。
午後は総会ののち、10件の研究発表がありました。小・中学校や大学をフィールドとしたもの、歴史的視点をもつもの、方法論の検討をおこなうもの等、多岐にわたる研究の成果が報告されました。各フロアで終了後にも議論が交わされ、なかには「来年はぜひ自分も発表してみたい」と笑顔で語る会員もおられました。
来年度の研究発表大会も、8月下旬に開催予定です。ぜひご参集ください。