第11回 研 究 発 表 会 の ご 案 内(最終案内)
第11回の研究発表会の内容が決まりましたのでお知らせいたします。
ふるってのご参加をお待ちしています。
参加申込みは不要です。会場にお越し下さい。
日時 2015年7月18日(土)
10時より(受付9時半)
場所 茨城大学教育学部A棟2F(受付)
(茨城大学へは、JR水戸駅北口バスターミナルから、「茨大行(栄町経由)」をご利用ください。)
*本年度も、中国亜州芸術教育協会との共催で行います。
主な内容
全体会(午前)
中国古琴の音楽文化とその実演
古琴は、中国の象形文字でもあらわされるほどの古い楽器で、3千年以上の歴史をもち、かつて皇帝はもちろん、孔子や諸葛孔明などもこの楽器に親しみました。「書」「墨絵」と並んで古琴の演奏ができることは中国文人たちの教養のひとつでした。なお古琴の演奏技は2003年に世界無形文化遺産に登録されています。
日本には遣唐使によってもたらされ、菅原道真他、国内の教養人の楽器となりました。源氏物語にも光源氏がこの楽器を演奏し、物語の重要な要素となっています。その後、日本では衰退しますが、1677年に古琴の名手である心越禅師が来日し、水戸光圀の庇護をうけて、その再興を果たします。本年はその心越禅師没後320年にあたり、禅師が開山した水戸祇園寺で、中国の古琴の人間国宝他が来日し、法会演奏会が7月17日に開催されました。今次の全体会では、その法会演奏をした古琴の名手をお迎えし、中国における古琴音楽の文化的意味とその演奏を披露していただきます。
総会 (13時15分~14時)
研究発表 14時10分~16時10分
以下のような研究発表が予定されています。
第1会場
1.「つくって表現する」活動の導入期における創作活動の取り組み
-昭和58年出版の小学校音楽科教科書に着目して-
2.「音楽教育の会」全国大会における実践報告の実態
-保育現場の実践に焦点を当てて-
3.18世紀イタリアにおけるソルフェッジョ教育
-トージとマンチーニの著作から
4.岡山県における「ふしづくりの教育」(1)
-岡山県倉敷市立茶屋町小学校における実践(1)-
第2会場
1.算数科で活用される音楽教材についての一考察
-アメリカの幼児教材を中心に-
2.音楽科における教職経験調査の方法論的検討
-ライフヒストリー法をめぐって-
3.音楽科授業における自律的動機づけ形成に関する研究
4.うたうという行為の諸相
-ある小学校での授業観察を通じた考察-
第3会場
1.日本の音楽の特徴を生かした教材開発の一視点
-歌舞伎下座音楽を参考にした音づくり-
2.義務教育における日本民謡学習の現状と課題 -教員アンケートを通して-
3.中学校におけるヴァイオリン活動を取り入れた授業開発
-音楽活動の経験と未経験をつなぐ授業マネジメントの方法-
4.音楽演奏の学習と発表会における一考察
-保育士・幼稚園教諭養成課程の合奏の授業を中心として-
*午前中には古琴に関連した中国亜州芸術教育協会の発表が4件あります。
情報交換会(懇親会) 16時半~
音楽学習学会の三月例会は開催せずに、音楽学習学会が開催協力しております2015ミュージックエデュケーションメッセ in KANTO へのご参加を呼びかけることになりました。ご興味のある方はぜひご参加ください。
前回のニュースレターでもお知らせいたしました。第10回の研究発表会の概要が決まりましたので、お知らせいたします。
ふるってのご参加をお待ちしています。
日時 2014年7月26日(土)10時より(受付9時半)
場所 埼玉大学 教育学部A棟 2階
(正門を直進100メートル右側建物)
内容 記念講演(10時~11時) 「今、再び学びに問われるもの」
講師 岩川直樹(埼玉大学教育学部教授)
岩川先生には、第1回の大会の記念講演をお願いしたしました。10年経ったところで、再び学びに問われているものをお話いただきます。
パフォーマンス (11時~12時)
中国木版水印
中国浙派古琴
(中国からご参加の先生に二つのパフォーマンスをしていただきます。
総会 (13時30分~)
研究発表 14時20分~ (研究発表の本数によって、開始時間の変更があります。)
情報交換会 17時半~19時
会場へのアクセス
JR埼京線「南与野駅」下車 バスで終点「埼玉大学」下車
JR京浜東北線「北浦和駅」下車 バス終点「埼玉大学」下車
*本年度も、中国亜州芸術教育協会との共催で行います。
参加費 一般会員2000円 学生会員1000円